風潮と予定調和(ニュースを見ていて思うことなど)/塩水和音
のですが、自宅出産という命を危険に晒す行為への反省抜きでそんなふうなことを語られるのは俺から見ればちょっと違和感が有りますが、しかし「命の大切さ」という風潮の内部にいる限り、この違和感は認識出来ない、と思うのです。
これがいわゆる「コミュニケーションの暴力性」というやつなのでしょうか。ともかく、そんなわけで、「上手いやり方」を探す為に、なるべく数歩は距離を取りたい。内部にいる人々には、「幸せ」を含めた各種の利益を供給しているには違いないにしても。
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