奇数/
氷吐
時計の針でトリップする娘瞼の裏は雨模様
白い小部屋で緩んでるけど静脈注射子熊のダンス
絞りきれずに溢すオレンジ絡めた指も伸び縮み
頭抱えてまた綱の上インクで滑る三秒の夢
虹も呆れてゆらゆら落ちるベッドの上で悪いこと
ライター眺め燃えたら焼けて舌の下から電波発信
心臓の面欠陥だらけピアスに凝れば穴だらけ
フライパン打ち朝を告げよう向けた耳元昨日の歯形
戻る
編
削
Point
(0)