神さまとさよならする日/アオゾラ誤爆
 

ぜいたくなじかんを食べて
消えないで
わらっていた気がするよ
今日も
たしか昨日もきっとあしただって
生きている あおさのなかで
痛いほどだよ
超えられて
おいつけなくて
すり傷から血がでてしまう
ねえ
てのひらで覆えるくらい
かためた気もち
凍った息も
しらないひとに届くんだろうか
まぶたのうらは赤くて
それを醒ますのが涙なら
正しさってどこにあるかな
むかしから
呼ばれていたのは
きみ、
きみは神さまだから
ぜんぶぜんぶ見抜いていて
わたしは
今から
どこへゆこう






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