黄昏てく街の中で/涙(ルイ)
 
雑踏に佇んで ひとりきりボクは
黄昏てく街の中に 君を探していた
メディアが君の不在理由を作り上げて
本当の君に 少しずつ影を落としてゆく
“また、どこかで会おう”
そう約束して君は消えた
ねぇ どこにいるの? 何を語ろうというの?
すぐにテレ笑いを浮かべて
ボクらの前に現れるんだろう
どこまで信じていいの?

日常に埋もれそうな心抱え 唇かみしめてたあの頃
どこからか聞こえてくる音楽に はじめて泣いた
夢とか愛とか
言葉にするとひどくテレくさいけれど
あきらめないでほしいと 君は何度も叫ぶ
時にはやさしく 時には涙を浮べて
君の言葉だけ信じられた
強く生きれる
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