自問無答の詩/
涙(ルイ)
在るすべての存在が尊いものだというのならば
誰もが勝利者なのではないでしょうか
悲しい人生を誇るような そんな自分でいいのでしょうか
何ひとつ誇れるものがないから
強がっているだけなのではないでしょうか
僕は これからもきっと悩み続け
激しい風雨に身を凍えさせるでしょう
それでも 信じられるたった一つのものを
あきらめずにいることが出来るでしょうか
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