先生、僕達私達は異端を希望しますが、変な公会議開かないで下さい。/manabe kenta
異端児目指し長征したガンダーラ、其所に
転がって居たのは、虚しくも黒光りする拳銃だった。
(僕に殺せって謂うのかい??)
変で在りたいメイドカフェの娘が為てるのは、ツンデレ
なんて云ふ流行りモンでは無く、単なる天邪鬼なんだ。
プリングルスの髭、蜥蜴3号、海に咲く光る花。
越谷辺りで叫ぶバンドマンの熱量は、それはそ
れは半端なモンじゃない、
(既成概念を震え上がらせる程の、地球の核を為す程の。)
色素沈着、formatの無い即興ライヴ、君の夜。
他人と仲良く成れなくて、他人と仲良く成り切れなくて、日々
煩はしがってる僕の背中には、黒い羽が付いてるらしいんだ。
(破り捨てちまおうか、手首切っちまおうか、ロックな気分に成っちまおうか。)
獣道でも、学生服で歩いちまおうか。疾走。奔走。逆境をチョップ。
何とまぁ、鈍色染みた、ヴィンテージな虹が咲いたとさ。
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