食について/んなこたーない
は曖昧なままである。
そんなことなら、石油産出国がとっくに日本に内政干渉していたはずであろう。
「今現在多くの人が自分の食べものを他人に任せて」いることに疑問を持たないのは、本当に危険な兆候なのだろうか。
これはいささか大仰過ぎるのではないだろうか。ぼくは、これを勢い余って筆を滑らせたものだと考えたい。
世の中には社会的分業というものがある。そのかぎりでは「見ず知らずの他人に任せ」ておいて構わないのではないか。
「見ず知らずのひとだから」というのでは、あまりに人間不信がひどい気がするが、
あるいはぼくが楽天的すぎるのかもしれない。
しかし、そんなことではおちおちラーメン屋に入るこ
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