Note/んなこたーない
　
も駄目にしてしまいそうな気がして、
それでぼくは迷ってしまう。
シルクのような悪意の都市のdoo-bie-doo。
ぼくらは砕き、
ぼくらは交差し、
ぼくらは滑る。
倒錯的な殺意にすべてを賭けよ、と。

きみも、また、ぼくの宗教である。
抱きしめた背中の、
右手と左手で握りしめ、
それから放つ、
きれぎれに広がる、真冬の空の一画を狙って。
産業都市の計画的福祉事業。
全世界よ、Dealerの死を薔薇の花束で飾れ。

鋼鉄の車輪が、瞬きしながら回転する。
灰いろの涙。
相互にPersuasion、エトランゼたちと交わす情熱的で短いキス。
倒れ掛かる高層ビルの街中を、
クエーカー教徒が、We Shall Overcome、声あわせ歌う。
あれは13番目の懺悔さ。
これはマリーゴールドの花言葉だよ。
そして、退屈なだけの待ち時間。90年代への一視点。

犬は狼の眠りを夢見る。
ぼくらは獣の眠りを眠る。

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