エドワード・W・サイードと金縛りと追記/んなこたーない
 
らうことができるだろうか?
 しかし、あれも不思議な現象で、一時は、耳の中を流れる血の音が顕在化したものではないかと考えたが、
 普段から血はあんなに烈しく流れるものなのだろうか? だとしたら、瀑布なみの勢いである。

・いまは不可能だが、子供の頃は金縛りになるのをコントロールすることができた。
 目を閉じて、ある一情景をエンドレスリピートさせることによって、ほぼ100%の確率で金縛りにあえたのである。
 面倒だからいまその情景を詳述する気はないが、
 おそらく「エンドレスリピート」の方が重要で、そこに何が描かれているかは特に関係のない気もする。
 「サージェント・ペパーズ・インナ
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