エドワード・W・サイードと金縛りと追記/んなこたーない
い」氏のこういう安直な批判態度こそ、
サイード自ら、知識人として烈しく敵視していたものではないのだろうか。
思えば「日本の言論界」などと、ぼくもずいぶん大雑把なことを書いたが、
奇しくも「名前はいらない」氏の「個人的な妄想と断定」によって、
ぼくの抱いた違和感が「個人的な妄想と断定」ではなかったことを、いくらかなりとも証明できたのではないかと思う。
あと、「こういう幼稚で低脳丸出しの文は、『んなーこったない』に決定だろな」云々という
見当はずれな憶測をたてているひともあるが、なぜかれがそう思い至ったのか、
ぼくに分かるはずはなく、これについては何とも言うことができない。
せ
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