ウィリー、ウィリー、きみの名は(文極バージョン)/角田寿星
が耳もとで囁いてくれた言葉を今でも思い出す。
心のこり?あるわよやっぱり。
あたしアルブレヒトともっとえっちしたかった。もっともっと
もっとえっちしたかった。あたしアルブレヒトが王子さまだっ
たらいいのにって思ったことがある。そしたらお城のバルコ
ニーで演説するアルブレヒトのちんぼこをこっそりしゃぶった
り玉座でえっちしながら大臣に命令を出したり賓客を迎えたり
時には一糸まとわぬ姿で馬に乗って領内を巡回したりできるの
にな って。
でもほんとに王子さまだったなんて。あたしはただアルブレヒ
トとえっちがしたかっただけなのに。もっともっと肌を重ねて
いたかったのに。いろんなえ
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