詩作の時間/本木はじめ
 
エントロピー

両手の平で両目を覆うのは誰だ

僕は見ようとした
僕は見ようとした

人々の行いは神々の怒りに触れ
塔は崩壊し
人々の言葉は分断された

なぜ言葉を奪わなかったのだろう
とひらめき
その方が人々が苦しむからだろう
と発展したが
展開できずに試合終了ですと言われた


情報が多過ぎて
丘の上で昼寝するしかない休日

失明した鳥は空を飛べるのか

とゆう一行を籠の中に捕らえて帰宅した
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