殺し屋ボルカ/m.qyi
ば、それで世界平和も何もないもんだろう。本気で言うならそんな簡単なもんじゃないだろう。突き詰めるという事はそんなもんじゃない。優しさだけじゃ、だめだ。(でも、NO.4は好きでした。)
そんな事をぼくが言っているから、殺し屋の弾がこめかみを抜けた。目の裏をさっと白い平和主義が駆けていったが...
(だから)「印象的批評ってのもカテゴリーに入れて欲しかった。」(わけがわかんないだろうが、さ、「ぼくの遺言」)
仕事が終わった殺し屋のボルカは赤い中古のボルボの重いドアを開けてゆっくり乗車すると、バタン、ブウウウ〜ン。
確かにバイオレンスだ。。。
御託を並べているうちに死んでい
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