冷たい春/ロリータ℃。
 
たは私を抱き締めた
息もできないほどのさみしさで。


(いつの間に空、こんなに青い)


あなたの手首に刻まれた模様は
私の背にも刻まれていて
同じ香りをつけていても
香りは少し違っていて
全てはこんなにも 違かった
一つになって
互いを共有したかった
ならば離れられないのに
私、あなたの心臓になりたい
一番強くて
一番温かな
私、あなたを守りたかった


(私たち、寄り添っても一人ぽっち。)



呟いたら嗚呼と言ってあなたは泣いた。




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