断片的で暗示的な精神内での印象達/
はじめ
達の眩しい姿
飾り気の無い校長不在の校長室
蛇口を全て捻って水の中に沈ませる
そこでは全てが神秘的に見える
校旗のポールだけが水面から顔を出している
水が引いた後に中庭に咲く桜 花弁が思い出させるよ 校内に飛び散る
誰もいない学校 逢えるのは来年の春頃か
最後に階段を上がっていって 一番心が安まる大量の机と椅子が山積みされている音楽室に入る
僕はそこで窓を開けてトランペットを弾く
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