すべての詩人たちへ/ae96
 
を求める者もいる。

  死を彷徨うように求める者もいれば

  生を歯を食いしばりながら掴もうとする者もいる。

  
  それがいいとかわるいとかいっているんじゃない。


  その生き方を その言葉を選ぶ自由があるからだ。

  詩人と名乗る者が 詩人として言葉にした言葉なら

  俺は尊重する。

  たとえ反吐がでそうな言葉に出逢ったとしても

  俺は尊重する。

  書きたいと想ったその純粋さを尊重する。 


  尊重はするが 

  
  二度と観ない。

  ただそれだけだ。

  
  ひとは、自分が触れたくない言
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