すべての詩人たちへ/ae96
 
わからない。

  わからないけれど

  その言葉の持つ能力については肌で感じる。


  俺は知っている。

  
  言葉はこの世界との契約なんだ。

  言葉は波紋して いずれおのれに跳ね返ってくる。

  プラスだろうがマイナスだろうが

  還ってくる。 

  
  世界との契約と言ったが

  自分との契約と言ったほうが正しいかもしれない。

  
  ルールとか モラルとか そういうことを言っているんじゃない。

  自分で想い 自分で書くのだから 何を書くかは自由だろ?

  タブーも伝統も糞もない。  形も枠もない。

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