松井浄蓮の垢を煎じて呑むべき人々へ/はらだまさる
 
自分の作品さえ読んでもらえたら他人の作品なんか読む価値もない、みたいな。みんながそうなら、すごく寂しい空間にしかならへんし、「場」としての新陳代謝も悪いうえに、不健全さが際立って(一部の方を除いて)面白くもなんともないところになるんやないかと思います。
 この場は、基本的に、基本的に、三度基本的に自分の描いたものを誰かに読んで欲しい人が作品を発表し、またその人本人が出来る限りの範囲で他の作品を読み、また同じように読んでくれる人がいるからこそ、初めて成り立っているはずです。それがわからない人やわかってても出来ない人が多いことにぼくは吃驚させられています。このポイント制というシステムや「お気に入り」
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