ジュリアに捧げる詩(うた)/麻生ゆり
願わくは我らが愛犬の御霊よ
静かに光輝く場所に行けますように…
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あっという間に
こんなに小さくなってしまったね
ついこの間まで
つるつるでみずみずしい
トマトのようだったのに
もう泣かなくなってしまったよ
太陽が昇り
月が沈み
星が流れるのは早いね
もうフレームの中でしか会えない
変わらないその足、体、顔
そして瞳…
夢の中だけでいい
あなたに会いたい
もう一度お散歩に行こう
もう一度ご飯をあげよう
もう一度…
それはもう
叶わぬ幻…
さようなら、ジュリア
愛犬・ジュリアに捧ぐ
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