「 会話を書く。 - 後編。 - 」SATP.Vol.12,/PULL.
五。
舞台がアメリカだと仮定する。
信心深い両親に、
異常なまでに過保護に育てられた彼女は、
いつもとても内気な性格で、
ずっと周りの言いなりになってきた。
この日の午後までは。
この事件がきっかけで、
彼女は変わる。
人生も性格も彼女のすべてが、
彼女の本来の姿に生まれ変わる。
さらに彼女を想像する。
信心深い両親に育てられた彼女の口調は、
どんな口調だろうか?。
彼女の両親の信仰する宗教は何か?。
もしキリスト教だとしたら、
それはカソリックだろうか?。
あるいはプロテスタントだろうか?。
[次のページ]
戻る 編 削 Point(1)