あしのうら/
玉兎
ぼくらは
たがいの
ふちの
うえに
たつことは
あるけれど
その
ふちの
そこは
きっと
ひとり
ひとりの
ばしょで
きこえては
いるけれど
ぼくしか
みえない
きみしか
みえない
ものが
ふかく
とおく
こだまを
くりかえしている
ときおり
ともす
あわい
ひかりは
ぼくの
ありか
きみの
ありかを
おしえてくれる
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