暮らしの中の境界線問題/
 
かでいい環境です。階段の下には、大家さんが毎日のように水を与えているソテツが置いてあり、お隣りさんの部屋のドアの前には、毎日のように、大きなゴキブリの死骸がプイと捨てられいます。...って、これ問題ですよ!
ここまで検証してきた、「言えること」と「言えないこと」の境界線問題。それは一様にスパリと判断することが難しく、むしろその実体は、極めて移ろいやすく不確定的なものであり、アイマイなものである、ということがわかってきました。
その成果を慎重に、十分に踏まえた上での僕の結論です。
『お隣りの部屋のドアの前に、毎日のように大きなゴキブリの死骸が捨てられている 』
これは、ハッキリと、「言えない
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