冬桜春/tatsuya999
 
桜の木の下で
君は僕に話かけた

それは軽く胸を突く
そよ風のように気まぐれに

僕は笑顔をツクル

出逢いはこんなにも明るい陽の下で
咲きかけの桜のように
秘めた未来

これから始まる明日に
思いっきり息を吸い込む

風になびく君の髪が僕をくすぐって
昨日までの自分を区別させる

雨の日のような心
それはさっきまで確かにここにあったのに

春 これから僕は変わるのだろうか

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