愛患い夜/
六崎杏介
折檻ed寝具は瑠痛の天圃で
蓮滴る窓裏が留守、と
添う乱-蘭-爛、賛淫美歌
工房に晴れた「嗚呼、何処」
得る美慰、繰り因果字へと
或る実に熟むはI-L、愛へ流れ
ルr-ルr-ルr-ルr-ルr…
辺り依の河を雨臆す、赤の澄める
砂射れんと、硬質な
愛帰す優。
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