バス停を通り過ぎて/藤原有絵
 
たら


そのために
私は我侭は言いませんし
君の為に
コーヒーを挽きますし

出来る事なら
何だってしてあげます


それを愛と呼ぶか
私にはまだわかりませんが


真っすぐな言葉だから
どうか邪魔する事無く
真っすぐそのまま
君へ届け

物語のように
美しくなくっても

私たちは
きっと求め合って
出逢ったはずだから

一緒に明日の笑顔について
そっと思いめぐらせましょう




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