眩めく昨日/
結城 森士
は無く)として決して何も思うことは無く
純粋に思うこと
流れていく
(波紋)その
街燈、
平行線の尾を引いて廻る、また、廻る
音が、鳴る
定期的に、眩暈、振動、音が、鳴る、また、鳴る
(街は、揺れながら、帰っている)
純粋に想うと云うこと
路辺に浮かぶ街燈は
砕け散って(色めいて)浮かんで、なお散乱して
流れていく
(去っていく、影達)
夜、其処は夜で
僕は昨夜から其処にいる
※過去作品です
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