過ぎたはずのモラトリアム/tatsuya999
僕はいつも自由な心
青空 雲 そして そう川の流れ
その中には規制はないけど流れがあって
自由ってそういうもの
大人になるってことはその自由を規制して
規制して規制して
空っぽになることだと思ってた
でもね
空っぽの今
他人の自由を感じるたびに
心が締め付けられていく
自分の醜さばかりに目がいく
やだ やめて 僕の前でそんなに笑わないで
空っぽの僕には響きすぎて
大きくて
羨ましい
こんなの「僕」の大人じゃない
本当は 本当は
君みたいに感じて
笑って 泣いて 考えて
何かを掴みたいんだ
それとも もう 抱えてるのかな
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