大人/
tatsuya999
ぼくは大人になりたくて
たくさんのものを捨てた
そのたくさんのものは
心というもの
ここでは
そんなものは必要なくて
人は僕の形を見てる
今になって思うのだけど
心は生活のためには必要ないけれど
生きるためには必要で
悲しさも優しさもそこにある
捨てたはずなのに
この痛みは悲しみは
確かに胸から感じてる
ぼくは生きてくよ
自分の確かなものを信じて
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