2PM/maynard
掃き溜めから転がり出て
舗装されたアスファルトの道に出る
頭の中身を取り戻そうとただ歩く
道の先に交わる大通りを見つけた俺は
それに向かって歩みを速める
俺は思うに
「神が親なら悪魔は我々の兄弟に違いない」
何故誰もこの事実を認めようとはしないのか
大通りに辿り着くと眩暈でアスファルトの地面に倒れた
肌の色が全て黒に染まった
立ち上がろうと赤いポールにつかまると
爪が赤く染まった
どうしてこの色にしか染まらない
どうしてこの様に移ろい行くのか
俺は確信した
「神が親なら悪魔は我々の兄弟に間違いない」
戻る 編 削 Point(0)