拍手/青の詩人
 
の群れと

手を休めそうになる たったひとつの好き

君を見た瞬間 僕の拍手は 

音のないたったひとつの拍手へと変わった



ありきたりじゃないことを信じて

ありきたりな二文字にのせた想い 

覚えているのは驚いた君の顔と

やけに穏やかな僕の鼓動と

きれいな月だけ





今も君を思うたび 

手を休めそうになるぼくの想い

ほんとに好きな音にだけ贈る無音の拍手 





















2006/10/06











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