耐/小宮
 














限界を感じた時 いつも

命の終わりに焦がれてた

それは

持ち前の面倒くさがりと

逃げで構成されてて

でも

真剣なのには少しも

変わりなくて

どうしようもなかった

全部が

どうしようもなかった







たくさんの幸せと

ちょっとの不幸

ちょっとの幸せと

たくさんの不幸






どっちにも敏感で

どっちにも鈍感で




耐え切れなかったけど

どうにか耐えてきた









自分を



だましだまし













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