無為自然、苦しみて、苦しむことなく。/生田 稔
 
道者の最大の関心事である。とにかく神の権威以外のものには、相対的服従といい、国歌や国旗には参加はしないけれど、立ち上がって敬意をしめす。仏壇とか偶像には遠ざかるべきであり、花を捧げたり拝んでもならない。
 仏壇を焼いたりした人も居たが、現在はそこまでしないはずである。家から運び出すか、一切関与しないという方針である。悪霊に関するものを処分することも奨められ、他宗のものは全て汚れたものという考え方である。そのために憎まれることが多い。狭き門より入れという、イエス・キリストの教えに従い、反対されても迫害されても、集会つまり集まりあうことを止めない.
 だから、この世界にあるもの全てに否定的であり。
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