Starbow/佐々宝砂
 
に翻訳し
 最終的に日本語にしてみる

 結局のところあのひとにわかる言葉がわたしはすき


背後にもう懐かしい太陽は見えない
背後の星はみな赤方に偏倚して
その8割は感知することもできない
感知できるのはまばらな暗赤色の光と
赤外線を放つわずかな星々

わたしは宇宙に漂う塵
ひずんでゆく光輝を見つめて
虚空にラムの帆を張る孤独な旅人


 ミストラルならこんな場面をどう歌うのだろう
 そもそもわたしの書いてるこれが詩だって保証はあるのかな

 わたしはスタァボウを美しいと感じる
 ミストラルの詩は哀しくてすごくいいと感じる
 でもわたしの感情のすべては
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