君/yoshi
ても
いつ見ても
君は完璧で
すべてが光っていて
髪の毛1本だって
暴れていない
僕じゃない男たちが
君を眼で追い
僕と同じように
君が去った後に俯くのを
何度も見たよ
僕は
彼らの気持ちがよく判った
僕とおんなじように
君があまりにもきらきらしてるから
自分が情けなくなったんだろう
そりゃぁ僕だって
頭の中で
自分を君の隣に立たせてみたよ
そしたらどうしても
俯きたくなったから
彼らの気持ちは
よく判るんだ
公園のベンチで一人
朝焼けの空を見上げ
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