いつか/佐藤伊織
 
いつか会えるときまで

枯葉が
砂になるまで
両手ですくいとって
散っていく

その上をセリが
嬉しそうに歩く


そう
いつの日か
というときの
未来は

眠りの
向こう側に
戻る   Point(2)