『初めての』/秋葉竹
『初めての』ひとがなぜだか好きになる
理由は知らないただ好きなだけ
今プール開きに沸いてる甲高い
声の未来よ新しくあれ
痺れ出すこころの少し深いとこ
キライと云われたくちびるをみる
愛だとか熱い想いは胸の奥
目の届かない海に沈める
悲しみの果てに可憐な罪を知り
たれも憎くはないはずの恋
消毒をクセにしていたあの頃は
もっと《清純》だったのかなぁ
ただ生きることが幸せだと想う
闘う意味などないよね 地球儀?
『初めての』ひとに寂しい恋をした
コンプラ無視の震える感じさ
戻る 編 削 Point(2)