『初めての』/秋葉竹
 


『初めての』ひとがなぜだか好きになる
理由は知らないただ好きなだけ


今プール開きに沸いてる甲高い
声の未来よ新しくあれ


痺れ出すこころの少し深いとこ
キライと云われたくちびるをみる


愛だとか熱い想いは胸の奥
目の届かない海に沈める


悲しみの果てに可憐な罪を知り
たれも憎くはないはずの恋


消毒をクセにしていたあの頃は
もっと《清純》だったのかなぁ


ただ生きることが幸せだと想う
闘う意味などないよね 地球儀?


『初めての』ひとに寂しい恋をした
コンプラ無視の震える感じさ







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