ANSWER/ガト
 
長い間
体は魂を入れる器だと思っていた
時には大切に出来なかった
だけど
こんなにも長い間
私の意思を全うしてくれる
体をロボットだと考えると
その並々ならぬ献身に
なんだか泣けてきた
あちこち汚れたね
ボロボロになったね
ありがとう
私という名の体

魂ありきなど烏滸がましい
体ありきの命だった

心の不確かさを
体の確かさが正してくれた
それが
生きるという事だった

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