詩想、とにもかくにも(改訂)/
ひだかたけし
世界が動いている
私も動いている
くるくるぐるぐる
脳髄廻りを思考の蠢き
月明かりの
雲間からさっと射す、
肉身の苦痛 始まる最中
ベランダに出れば 、
私の中か世界の中か
もう見分けもつかずに
言の葉たちの鼓動打つ
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