なまはげ/
降墨睨白島(furusumi geihakutou)
いもうとぶった手鬼喰った
泣いたらもうしねぇが言われ
もうしねぇと謝りゃ手が生えた
かかのかね隠してたら
鬼に銭を口に入れられた
溢れるほどの口の銭
もういらねと言っても
鬼は許してくれない
目が覚めたら泣いていた
悪いことはもうしない
夜はぐっすり眠った
静かに雨降る夜だった
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