Rejoice/ひだかたけし
すきとほるとほい空
すくいなきこの身でこそ
視てしまう 観えてしまう
直に来るうつつの
よろごび呼び込み
くうの高みの現の写し
ぐんぐん来れば
暮れて
もう
うすい景色
映す貴女の瞳の
歌い出す
そらっ うぅ
すいて
すきとほれ
時の止まりに
宿る意識の
透けいく
奥の億へと
あはせ あはせて
かはりつづけ
すくいなき身の
すくいなき程に応じ
あけつづける明るみに
したたりながれる
この光滴の
すんとよろこぶ
透きとほるこの肉身、
引き裂き又巻き上げながら
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