しゃんばら/ひだかたけし
 
響きの光りの雪崩れ打ち
流れ来ては絶えることなく
滑落していく我のわたし
光響の中に入り込み
光響もまた入って来る
明度増す意識のなかの
張り裂ける想いそのもの
響き光りに打ち刻まれ
流れ拡がり放たれる 、

この汀に至りもう想うことなし
意識の奥処に鳴るヒビキに併せ
ヒカリ放つ渦のベールの透過され
       、 
 只々すきとほるとほひ愛しさ
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