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現代詩人論

大岡 信

価格:¥1,575(税込)

内容 出版社/著者からの内容紹介 達治、重治、中也、俊太郎など23人の詩人の本質!
大正末期から戦後まで、混迷の時代の中で輝かしい光を放った詩人たち――西脇順三郎、金子光晴はじめ、“四季派”の三好達治、立原道造、戦後“荒地派”の鮎川信夫、田村隆一さらに清岡卓行、谷川俊太郎に及ぶ23人の魅力の源泉に迫る。「詩」と「批評」という二筋道を一筋により合わせ得る道を自らの内に探求してきた著者の刺激に満ちた詩人論。
 
内容(「BOOK」データベースより)
大正末期から戦後まで、混迷の時代の中で輝かしい光を放った詩人たち―西脇順三郎、金子光晴はじめ、"四季派"の三好達治、立原道造、戦後"荒地派"の鮎川信夫、田村隆一さらに清岡卓行、谷川俊太郎に及ぶ二十三人の魅力の源泉に迫る。「詩」と「批評」という二筋道を一筋により合わせ得る道を自らの内に探求してきた著者の刺激に満ちた詩人論。


佐々宝砂さんの紹介
冒頭いきなりなかなか魅力的なキャラ(笑)が登場してきます。時は1921年、東大中卒の二十歳の青年(村山知義)が原始キリスト教の研究のためにドイツを訪れるが、前衛絵画に目覚めてゲージュツ家になり、帰国して芸術家集団を結成、「マヴォ」という雑誌を発行……実によろしい(何がいいんだか)。ごく個人的な経験に基づく考えなんだけれども、歴史を好きになるために必要なのは、おべんきょーすることではなくて、歴史上に萌えキャラを発見することではないかと思うんですよね。土方歳三サマに萌えることが可能ならぱ、ダダイスト新吉くんに萌えることだって不可能ではない(かもしれない)。ま、個人の趣味の問題だけど、写真に修正がなされているという、キラキラおめめの中原中也くんに萌えるばっかりが能ではないのです。という、かなりいい加減なミーハーな視点から読むべき本ではないのですが、ミーハーに読んでもマジメに読んでも美味しくいただける現代詩史概観の本として一読をおすすめいたします。
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